有料老人ホームで教わったことです

有料老人ホームでボランティアをさせて頂いた時のことです。
私はご高齢の方のお世話をさせて頂くことに遣り甲斐を感じ、手取り足取り積極的にお手伝いをさせて頂いていました。
ご高齢の方はその行為を喜んで受けて下さっているようで、私はその様子を額面通り受け取って更に遣り甲斐を感じていました。
しかしある時、同じように積極的にお手伝いをさせて頂こうとしますと、介護のご専門の職員さんより手を貸さないようご忠告を受けました。
それを受けて私は”もうこれからはご苦労なく楽な生活をご提供さしあげれば”と思いました。
老後は楽をするというイメージがあったのです。
しかしその職員さんは続けて、手を貸すとどんどん自立が損なわれると仰いました。
私はその時にはそのお話に同感できませんでした。
しかしその後、自身が病気をして居場所を失った気持ちになり、そこでそれでも生きる為に努力するよう応援して下さった方々のおかげさまで、健康を取り戻し心から元気になった体験をしました。
その時にそのご高齢の方への自身の接し方を思い出し、職員さんの仰っておられたことの意味がわかった気がしました。
人は何歳になっても生きる為に一生懸命になることや、それを応援する人の存在が健康で長生きする為に必要と感じました。
貴重な教えを頂いた有料老人ホームでの体験でした。